【パラボリックとは何でござるか?】

Pocket

パラボリックとはトレンド系テクニカル指標の一つなのでござる。「パラボリック」という名前は放物線という意味で、ローソク足チャートの上下に出ている放物線の形をした線のことを意味しておるのでござる。RSIの生みの親である、米国のチャート研究家W・ワイルダーによって開発されたもので、大きなトレンドで非常に役に立つテクニカル指標なのでござるぞ!

このパラボリックはドテン買い・売りのシステムと言われているのでござる。ドテンとは、例えば、今まで「買い」であったのが、トレンドが変わった時に手仕舞うのと共に、売りポジションを新規に取る…という売買方法でござる。つまり、常に売り・買いのどちらかのポジションを持っている状態なのでござる。

パラボリックは下記の式で求められるでござる。

翌日のSAR=当日のSAR+当日のAF(当日EP-当日のSAR)

SAR…最初に売りか買いかを自分で想定し、売りだと思ったら一定期間の高値を、買いだと思ったら一定期間の安値を用いる(初めは売り買いどちらを選択してもOK)。
EP…イクストリーム・ポイント。買い持ちしている間の高値、売り持ちしている間の安値のこと。
AF…加速因数。初期値は0.02。

なのでござる。EPが更新されるたびに0.005ずつ加算していくのでござるが、AFは最大でも0.2までとなるのでござる。

このパラボリックでは、SARがプライスとクロスした時が売買シグナルとなるのでござるぞ!

このパラボリックは大相場では非常に有効なシグナルなのでござるが、その逆であるボックス相場には向かず、シグナルを乱発してダマシが多くなるのでござるぞ。

パラボリックも他のシグナル同様、適した場面とそうでない場面があるので、他の指標と組み合わせて使い分けをすると良いのでござる。

関連記事

三羽烏【売りシグナルの酒田五法2】

今回もまた、天井圏で見られる売りサインについて見てみるのでござる。 今回見るのは三羽烏なのでござるぞ。 このような形なのじゃ! 三羽烏(さんばがらす)とは、安寄りした陰線が3本連続で出現した状態のこと …

バケ線【売りシグナルの酒田五法12】

前回までは天井圏で見られる売りサインについて見てみたのでござるが、今回からは、下降トレンドの中で見られる売りサインを見てみるのでござる。 今回見るのはバケ線でござるぞ! このような形でござる。 バケ線 …

【(酒田五法)三兵について説明するぞ!<その3>】

前回は、赤三兵の一種である赤三兵先づまりをを説明したぞ。 今回見てみるのは、前回同様、赤三兵の一種である赤三兵思案星じゃ。 こんな形でござるぞ! この赤三兵思案星も、基本の赤三兵同様、一応陽線が切り上 …

下放れタスキ【売りシグナルの酒田五法16】

今回もまた、下降トレンドで見られる売りサインについて見てみるのでござる! 今回は下放れタスキを見てみるのでござるぞ。 このような形なのでござる。 下放れタスキは、下降トレンドの際、下放れた陰線が出現し …

【移動平均乖離率ってなんでござるか?】

今回は移動平均乖離率(いどうへいきんかいりりつ)を紹介するぞ! 移動平均乖離率とは、株価が移動平均線からどれくらい離れているかを見る指標でござるぞ。 株価の終値と指定期間(一般的には5日・25日・13 …

トップへ戻る