【PBRはどういうものなのか?(その2)】

Pocket

前回は、ある架空の会社のバランスシートを見て、株式時価評価額とPBRとのパターンのうちの1つを見てみたのでござるぞ。
今回も、同じバランスシートを見て、株式時価評価額とPBRの他のパターンを見てみるのでござる。

バランスシートはこちらなのでござる。

おさらいじゃが、この会社はまだ立ち上げたばかりで何もしていない会社でござる。そして、負債は銀行からの借金でござるぞ。

前回は、この会社が立ち上げたばかりでまだ何もしていない、だから収益力は期待できない、そのため評価できるのは自己資本の5000万円だけ、という解釈でこの会社を評価したのでござる。
今回は、別の解釈をしてみるのでござる。

実はこの会社、立ち上げたばかりでこれから事業展開していくのでござるが、それに当たり、画期的な技術や、有望な特許をすでに持った状態で起業していた場合、どうなるでござるか?
この場合は、立ち上げたばかりで収益力は期待できない…という評価にはならないのでござる。
この場合は、同じ立ち上げたばかりという状況であっても、『将来性があり、高収益の成長企業になる』という評価へと変わるのでござる。
この場合、収益力が期待できるとして、自己資本が5000万であっても、その何倍もの株式時価評価額になるのでござる。
例えば、株式時価評価額が3倍の1億5000万となった場合は、PBRは3倍になるぞ。

次回も同じテーマで、別のパターンを見てみるのでござる。

関連記事

陰の陰はらみ【買いシグナルの酒田五法1】

これまで、酒田五法の5つの基本となる型とそれぞれの種類を見てきたのでござるが、今度はそれらを組み合わせ、売り買いのシグナルとなるものを確認してみるぞ。 今回からは、買いのシグナルとなるものについて整理 …

【一目均衡表って何じゃ?】

一目均衡表は、日本生まれの数少ないテクニカル指標の一つで、株式評論家の細田悟一氏が一目山人というペンネームで戦前に発表したテクニカル指標でござる。延べ2000人のスタッフ(学生)とおよそ7年の歳月をか …

【一目均衡表の計算式とは?】

一目均衡表は、ローソク足と5線の折れ線グラフ(転換線・基準線・先行スパン1・先行スパン2・遅行スパン)から構成されいるのでござる。 その計算式は、 ・転換線 転換値=(当日を含む過去9日間の最高値+9 …

【PERが高いのは、良くないのでござるか??】

今まで低PERがお薦めということについて買いてきたのでござるが、では、高PERはダメなのじゃろうか? 実は、PERが高いものでも、投資すべき銘柄はあるのでござる。 例えば、高成長が見込める銘柄について …

抱き線【買いシグナルの酒田五法3】

前回・前々回と、陰の陰はらみ、陰の陽はらみといった、はらみというローソク足の組み合わせのうち、底の到来を予兆させる買いシグナルについて見たのでござる。 今回も底の到来を予兆させる買いシグナルを見てみる …

トップへ戻る