【2つの会社の配当利回りを見て、増配余地を探るのでござる】

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今回もまた2つの会社を見てみるのでござる。
今回見る会社でござるが、A社とB社なのでござる。
A社については配当利回りが1%、B社については配当利回りが3%でござるぞ。

【A社】
(バランスシート)
資産5000億円
負債1500億円、自己資本3500億円

売上高…7500億円、株式時価総額5000億円

経常利益…1000億円、純利益…700億円、配当金…50億円

【B社】
(バランスシート)
資産4000億円
負債3000億円、自己資本1000億円

売上高…3000億円、株式時価総額2000億円

経常利益…160億円、純利益…100億円、配当金…90億円

投資対象として有望なのはどちらかというと、A社の方なのでござるぞ。
なぜならば、B社は、確かに配当利回りはA社より高いのでござるが、増配余地が少ないのでござる。
しかし、A社はまだ増配余地があるのでござる。
A社の配当性向は約7%、B社の配当性向は90%なのでござる。A社の配当性向は日本企業の平均配当性向(約25%)に比べて低いのでござる。
B社については、負債が多すぎるのも気になるところなのでござる。債務を返済するために減配する可能性もぬぐえないのでござるぞ!

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