【特別利益に注目でござる!】


今回もまた、A社とB社という2つの会社を見てみるのでござる。
この2つの会社はどちらも配当利回りが2%なのでござるぞ。

【A社】
売上高…100億円、営業利益…3.5億円、経常利益…2.5億円、純利益…9.5億円、配当金…2億円、株式時価総額100億円

【B社】
売上高…100億円、営業利益…8億円、経常利益…10億円、純利益…6.5億円、配当金…2億円、株式時価総額100億円

このA社とB社、どちらが投資対象として有望かというと、B社なのでござる。
そもそも純利益とは、経常利益+特別利益-特別損失-税金という式で算出されるのでござる。
A社については、営業利益や経常利益が少なく、純利益だけがやたらと高いのが気になるのでござる。
このような状態になるのは、本業に関係ない一時的な利益…つまり、特別利益によって大きくなったと考えられるのでござるぞ。この特別利益がなければ、純利益は経常利益の2億5000万から税金を引いた金額になるため、配当金の2億円が減額する可能性が高いのでござる。

B社については、経常利益率が10%と高いのでござる。大きな特別利益も出ておらず、利益の質が高いと考えられるのでござる。配当性向は約31%となっており、高すぎる程ではないのでござる。

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