【同じPERの会社を見てみるのでござる】

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今回もまたA社とB社という2つの会社を比べてみるのでござる。
この会社はどちらもPER20倍なのでござる。
そして、どちらも受注産業なのでござる。

【A社】
(受注高)
2010年…50億円、2011年…60億円、2012年…50億円、2013年…40億円、2014年…50億円
(売上高)
2010年…40億円、2011年…50億円、2012年…60億円、2013年…50億円、2014年…40億円

【B社】
(受注高)
2010年…50億円、2011年…40億円、2012年…50億円、2013年…60億円、2014年…50億円
(売上高)
2010年…60億円、2011年…50億円、2012年…40億円、2013年…50億円、2014年…60億円

このA社とB社のどちらが投資対象として有望かというと、A社なのでござる。
A社B社ともに受注産業であることから、受注してから出荷までにかかるリードタイムは半年~1年になることが予想されるのでござる。そのため、受注高と売上高は1年の間隔を経て、等しくなっているのでござる。売上高は1年前の受注高と同じになるのでござる。

A社は2013年、2014年と減収になっているのでござるが、2014年の受注高は50億円なので、2015年の売上高は前期を上回ることが予想されるのでござる。

一方のB社は、2014年の受注高が減少していることから、2015年の売上高も減収減益となるのでござる。そして、PERは現在の20倍よりも大きくなることが予想されるのでござるぞ。

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