【低PER株とはどんなものなのでござるか?】


今回もPERについて見てみるのでござる。
PERが低い=割安であると考えられるのでござる。日本株の場合、PERが10倍程度であれば、割安であるという判断がされるのでござる。ちなみに、日経平均のPERは連結決算ベースで17.37倍、JPX日経400で17.68倍、そして東証1部全銘柄で18.43倍(2015年5月1日現在)とのことなので、PER10倍がいかに安いかが分かるのでござるぞ。
そして、日本株の場合、このPER10倍程度、あるいは10倍割れの銘柄がゴロゴロ出てくるのが特徴なのでござる。

PER10倍の株とは、つまり、『全利益を配当すると、配当利回りが10%になる』ということなのでござる。
例えば純利益10億円の会社があったとするのでござる。その会社の株式時価総額は100億円、つまりPERは10倍なのでござるぞ。この会社は配当として、純利益の25%を充てているとするのでござる。そして、残りの75%を主に社内留保として残しているとするのでござる。
この会社の発行済株式総数が1000万株だとすると、1株あたり、株価が1000円、1株あたり利益が100円、1株あたり配当金は25円になるのでござる。
この場合、配当利回りは2.5%になるのでござる。仮にこの会社が純利益をすべて配当に回した場合、配当利回りは10%になるのでござる。このことからも、PER10倍がどれだけ割安かということが分かるのでござるぞ!

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