ソニーに投資家の不信 赤字拡大・無配

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株価急落、一時13%安なんでござる!!
ソニーに対する投資家の不信が広がっているんでござる。

PS4とかすごい好調なのになんでなんだ…?!
もうスマホ事業から手を引いた方がいいんじゃないか…
と海外ユーザーも驚きの声を上げているぞ。

株価は18日に一時13%安と急落。
スマートフォン(スマホ)事業の不振で2015年3月期の

赤字幅が拡大し、初の無配にすると前日発表したことが原因だったんでござる。
業績を立て直すには、リストラの徹底やエレクトロニクス分野の再構築
だけでなく、同分野の分離も視野に入れた抜本的な改革が必要との見方が多い。

スマホ事業が不振なのは大分前からだったが…まさかここまでになるとは!


●構造改革/エレキ再構築/エンタメ集中●

信頼回復へ3つの条件でござる。

ソニー株は終値でも9%の大幅安だった。
無配を理由に保有対象から外す投資家も多かった。
15年3月期の連結最終損益は2300億円の赤字と、
従来予想より1800億円悪化するんでござる。

スマホ事業で1800億円の減損を計上することが響いたんでござる。


スマホの販売失速が意味するものは想像以上に重い。
平井一夫社長が就任以来、中核事業と位置付け、経営資源を集中させてきたからだ。

販売が計画通り達成できなければ、膨らんだ固定費を吸収できず、今後の利益成長は期待できない。
テレビやパソコンの過去の失敗が関係者の脳裏をよぎる。


●リストラ拡大を●

スマホで浮かび上がった課題を
克服し、業績回復の道筋を示すには3つの条件があるんでござる。

1つは会社側が強調する
「今期に構造改革をやりきる事」
スマホ事業全体の約15%にあたる1000人の人員削減を示したが
市場では「もっと大規模な削減が必要だ」との見方も多い。

ソニー幹部は「人員削減によるスマホの追加リストラ費用は初期に示した
構造改革費用に含まれており、一段の業績下方修正リスクは小さい
という。だが収益力を強化するには
「さらに下方修正するくらい構造改革費用を積み増すべきだ」
との声があるでござる。

アナリストってなんでも言うんでござるな~。


●再編が不可欠●
2つ目はエレクトロニクス分野の再編でござる。
同分野の営業損益は今期予想を含む10年間累計で約4100億円の赤字になる。
ゲームや世界シェア1位の映像センサーを除く「テレビ、カメラ、スマホ」
の再編が焦点でござる!

例えば「スマホを中核事業から外し得意の高級機種に絞るといったポートフォリオの
入れ替えが欠かせない」

分社化して効率化されたとはいえ、単価下落や市場変動の影響が大きいテレビ事業についても、設計や開発だけを残して製造や組み立ては外部に委託するという選択肢がある。



●成長分野に特化●

3つ目はエンターテイメント分野(映画と音楽)への特化でござる。
同分野の営業利益は10年間累計で7100億円にのぼる。
金融分野の約1兆1400億円と並ぶ優良事業でござる。
ソニーの大株主に一時浮上した米ファンド、サード・ポイントが着目したのもエンターテイメント分野だった。

同分野に経営資源を集中させるには、スマホや液晶テレビなど家電から撤退が必要になるとの見方は多い。
ドイツ証券の中根康夫アナリストは
「エンターテイメント、金融、消費者向けエレクトロニクス、法人向けエレクトロニクスの4つのカンパニー制とし、本社をスリム化すべきだ」

と指摘しているでござる。
エンターテイメント分野への特化は
「ソニーとは何の会社か」を示す解となる
可能性を秘めているらしいでござるぞ!

S&P
格下げ方向にソニー見直す

米格付け会社スタンダード・&・プアーズは
18日ソニーの長期会社格付けなどを引き下げ方向で見直す
「クレジット・ウォッチ」に指定したと発表した。
現在はトリプルBマイナスで、実際に格下げされると
投資不適格級になる。
スマートフォン事業の業績が大幅に悪化する可能性があるためとしてでござる。

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