【円安は株高にならないのか?】

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日経新聞3月11日(水)朝刊に、『「円安=株高」崩れる』という記事が掲載されておるのじゃ。

もともと、円安=株高という図式がアベノミクス以降成立しておったぞ。しかし、このところこの図式が当てはまらない場面が多々あるのじゃ。例えば2015年3月10日の東京為替市場は、1ドル122円まで円安が進んだぞ。その一方、日経平均は続落したのじゃ。この原因はを日経新聞では、日本株を動かす投資家が減ったこと、そして過剰なドル高への警戒感があると分析しておるぞ。

為替相場と関係なく、売りの時期を探る投資家が増えたことも日経新聞では指摘しておるぞ。2月のアメリカの雇用統計は市場の事前予測を大幅に上回る結果となり、アメリカの利上げを早めるのではという予測が投資家の間に広がったのじゃ。リスク回避のため、投資家は上昇中の日本株を売って利益確定したとのことなのじゃ。

またこの他に、欧州中央銀行(ECB)が量的緩和に踏み切ったことも影響していると日経新聞では分析しておるぞ。アベノミクス後は、日銀の量的緩和をきっかけにヘッジファンドが円を売り日本株を買う動きが活発だったのじゃが、ECBの量的緩和により、ファンドの関心が欧州市場に移ったため、日銀や年金基金が存在を増し、為替相場に関係なく日本株を買い進めておるのじゃ。

現在はドル高が懸念されており、ドル高がアメリカ企業の業績に悪影響を与えるのでは市場では考えられておるのじゃ。ドル高によって、米国株の上値が押さえれてしまうのではないか、と心配されておるぞ。

このように、市場参加者の嗜好が変わったこと、過剰な円安ドル高を警戒する動きが強まったことから、このところ円安株高ではなくなりつつあるのじゃ。

ところで上のドル円のチャートじゃが、□で囲んでいるところは抱き線、あるいは包み線と呼ばれておる形になっておるぞ。上昇相場で前日の陽線を完全に包み込んでおり、トレンドの転換を示していると一般的にされておるぞ。この抱き線・包み線について、詳しくは「株にまつわるあれこれ」で取り上げておるぞ。気になる方はこちらのページを確認すると良いぞ!

また、株取引には口座開設が必要なのじゃ。まだ口座開設をしていない人は、口座開設情報をチェックするのじゃぞ!

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