【ブラザー工業が軟調なのじゃ】

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3月10日(火)付の日経新聞朝刊に銘柄診断というミニコーナーが掲載されておるのじゃ。
今回ここで取り上げられたのは、ブラザー工業(東1 6448)なのじゃ。

ブラザー工業の株価は、3月9日(月)に一時前週末比2%近く下落したのじゃ。昨年末比の騰落率は11%下落しており、調整が目立つのじゃ。

どうして下落しているのかというと、ブラザー工業は欧州での業績が好調で、2015年3月期の予想連結売上高に占める欧州の比率は24%と比較的高いのじゃ。しかし、外国為替では、円高ユーロ安となっており、円高を警戒した売りが上昇を抑えておるのじゃ。

とはいえ、ブラザー工業の業績は拡大しておるのじゃぞ。今期連結純利益は前期比約2.8倍の535億円で、過去最高益となる見通しなのじゃ。というのも、スマートフォン製造用の工作機械の販売が好調だからなのじゃ。とはいえ、来期は主要顧客の設備投資は減少すると予想されておるのじゃ。

このように、欧州をはじめとした海外での売上比率が高い企業については、為替の影響も売上に関わってくるので、為替相場の状況も考えなくてはならないのじゃぞ。欧州中央銀行(ECB)は金融緩和を行っておるが、その影響もあって、ドル高ユーロ安、円高ユーロ安となっておるのじゃ。3月9日時点で1ユーロ131円台となっており、ブラザーの2015年1月~3月期の前提為替レート(1ユーロ130円)に近づいているのじゃ。

欧州経済はギリシャ問題などもくすぶっていることから、欧州での売り上げが高い銘柄への買いを入れづらいとの声が投資家から出ている、とのことなのじゃ。そのため、ブラザー工業については、目先は上値の重い展開が続くだろう、と日経新聞では分析しておるぞ。

ところで、これはブラザー工業のチャートなのじゃが、○で囲んでいるところは、酒田罫線で言うところの鍋底となっておるのに注目なのじゃ。

このチャートの鍋底は本来の形に比べ、若干変則的じゃが、下値を切り上げ出して、上放れして寄りつくところが転換点となっており、このようなパターンも鍋底ではよく見られるのでござるぞ。
鍋底とは何かは「株って何?」の中の「株にまつわるあれこれで」取り上げておるぞ。気になる方はこちらよりチェックしてみると良いのじゃ。

また、株取引をする際には口座開設が必要なのじゃぞ。
まだの方は、口座開設情報をチェックすると良いのじゃ!

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