分相応と企業経営

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この記事は、2014年10月31日に無料会員向けに公開した記事です。リアルタイムでこの記事をご覧になりたい方はこちらに登録してください。
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最近、色々と考える事があります。まあ歳を取ったと言う事でしょうけど

過去において、様々な企業経営者にお会いしましたが、一流と言われる経営者に共通している事は、「己(企業自身でも)の力を冷静に分析出来ている」という事です。

それは、企業経営者の能力しかり、企業自身の持っている力(商品、サービス、研究開発力、人材等全て)を冷静に判断し、足らない所を認識し、外部の力を上手く利用できると言う事です。

「分を知り、しかる後に足るを知る」という言葉を聞いた事は無いでしょうか?
佐藤一斎と言う儒学者が「言志四禄」という随想録の中で記しています。西郷隆盛の愛読書だったとも言われています。

2001年に総理になった小泉純一郎氏が、衆議院での「教育関連法案」の審議の中で、佐藤一斉氏の「言志四禄」について述べた時に、話題になっていました。

「分を知り、しかる後に足るを知る」の本来の意味は、その時の時代背景もあり、「自分の身分を知れば、高望みしないで現状で満足出来る(足りる)ことを知る」みたい感じです。

これを私なりに現代に置き換えると、「自分の能力を知り、物事や能力の過不足を冷静に分析し、自分や会社の身の丈に合った行動を取る」という感じになりますでしょうか。

「言うは易く行うは難し」で、自分の実力を冷静に判断すると言うのは非常に難しい事です。自分の身の丈に合った経営をすることが非常に難しく、どうしても目先の利益に追われ、無理なM&A等を行う企業を沢山見てきました。

社内外にきちんと社長に物申すブレーンが要ればいいのですが、どうしても創業社長に物申すのは憚れ、「裸の王様」状態になります。

企業統治(コーポレートガバナンス)への関心が高まる中、様々な企業が社外取締役を置くことを決めていますが、実態が伴っていないと機関投資家から厳しい声を受ける企業も増えてくると思います。

まあ、上場会社だけでなく、コーポレートガバナンスは大切ですけど

【カテゴリ】将軍の投資戦略

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