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SBI証券の、曜日アノマリーに注目ですわ!


SBI証券では「日本株の曜日効果を検証する!」というレポートを掲載していますわ。
前回書いたとおり、日本株には月曜日に安くなる、というアノマリーがあるのですわ。
月曜日の騰落率が統計的にマイナスになりやすいといっても、日経平均のリターンに対する影響度は低いので注意が必要、とSBI証券では指摘していますわ。また、SBI証券では、リターンのブレの大きさを見るために、下落する傾向が確認できた月曜日と平均騰落率の振幅が大きい金曜日の年ごとの平均騰落率の推移を調べたそうですわ。
これがそのグラフなのですわ。

赤斜線が月曜日ですわ。月曜日の年別平均騰落率を見ると、毎年下落していた訳ではないことが分かりますわ。
1990年から1998年は連続して年平均騰落率がマイナスとなっており、2001年には大きく下落していますわ。しかし、サブプライムバブルが崩壊した2007年は僅かながら上昇しており、リーマンショックの2008年の下落はそれほどでもないのですわ。また、2010年と2013年には上昇していますのよ。そのためSBI証券では、「ここでも、『昔は月曜日はよく下がったものだ』とは言えても、現時点で投資に有効なほどの顕著なアノマリーが継続しているとは言い難いものがあります。」としていますのよ。

また、金曜日は日本の株・不動産バブルが崩壊した1990年、アジア通貨危機の1997年、ロシア危機の1998年、サブプライムバブル崩壊後の2007年と2008年は顕著に下落していますわ。“暴落の年の金曜日は下げる”ともいえそうですが、事前に暴落の年は分かりませんのよ。それに、それ以外の年、たとえば2013年には大きく上昇していて一貫性があるとはいえませんわ。

これは水曜日と木曜日の年別の平均騰落率の推移を見たものですわ。

昨日紹介した表だと、株価が上がりやすいように見え、かつては統計的にも有意であった「上がる水曜日と木曜日」も、年毎にみるとバラつきが大きくなっていることが分かるのですわ。
水曜日では1990年-1993年、1999年-2002年、2006年―2007年(図中青矢印)には平均して下落していますし、木曜日では1990年、1996年-1998年、2000年、2003年-2004年、2008年に平均して下げる結果となっていますわ。つまり、統計的に水・木曜日は上がるというアノマリーが成立していた1985年から1994年でさえ1990年のように平均して下げる結果となっている上に、その後も安定して上昇しているとはいえないことになりますのよ。

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