stock station

8月は百貨店の売れ行きがよかったのじゃ


 外国人観光客が電器店やドラッグストアで大量に買い物をし、売り上げを伸ばしてくれているのはよく見かけるのじゃ。しかし、それ以外に百貨店でもインバウンド需要で売り上げを伸ばしておるのじゃ。そのおかげもあり、大手百貨店5社で8月まで5か月連続の増収となったのじゃ。

 三越伊勢丹ホールディングス(3099)では訪日外国人消費によって高額商品の売れ行きも好調であったが、国内向けとしてもサングラスなどの季節商品や秋物の雑貨や婦人服の需要が好調だったようじゃ。また、紳士服も秋冬のアウターやレザー商品が売れ行きを伸ばしておったのじゃ。

大丸松坂屋〔J.フロントリテイリング(3086)〕ではパラソルやサンダルなどのファッション雑貨や婦人雑貨、子供服などがよく売れ、インバウンド需要として美術品や呉服、宝石などの売り上げも伸びておるのじゃ。

高島屋(8233)は婦人雑貨ではハンドバッグの売り上げが伸び、時計などの宝飾品もインバウンド・国内ともに好調な売り上げとなったのじゃ。特に大阪店の売れ行きが良かったようじゃな。

そごう西武〔セブン&アイ・ホールディングス(3382)〕は8月上旬の気温が高くなった時期に盛夏商材である洋品小物が売り上げを伸ばし、下旬になって気温が下がってくると秋物がよく売れたのじゃ。婦人服は夏・秋物ともに売り上げがよく、化粧品は国内・インバウンドともに売り上げが伸びたのじゃ。

阪急阪神百貨店〔エイチ・ツー・オー・リテイリング(8242)〕は高級商品を中心に売り上げを伸ばし、前年同月比で3.4%の売り上げ増となったのじゃ。

 百貨店の売り上げももちろんじゃが、訪日外国人客によく売れる化粧品会社のコーセー(4922)やドクターシーラボ(4924)など各メーカーも増収増益となっておるのじゃ。訪日外国人客が途切れるまでは安泰と思われるのじゃ。ただしその先を考えると、国内需要も伸ばしておく必要があると思われるのじゃ。

関連記事

第十五回:纏めでござる

「これまでの回①銘柄の分散(パッシブタイプの投資信託やETFの利用)、②投資国の分散、③商品の分散、④時間の分散を教えたでござる。特に前回はドルコスト平均法について触れて負けにくい「投資」について説明 …

第二回:ゼロサムゲームって何でござるか?

皆さんお待ち申しておりました。 第二回の今回は「投機」と「投資」についてもう少し詳しく説明するでござる。 前回短期間の株式売買を行うものを「投機」と呼ぶと説明したでござる。 しかし別の切り口で説明する …

【日経新聞の記事より】今、話題の会社の株価について紹介するのじゃ

株式会社ベネッセホールディングス【_9783_】 ニュースで少なくとも1回は名前を聞いたであろう 個人情報の漏えい問題で今話題の会社じゃ。 漏えい問題が発覚してから1週間。 ベネッセホールディングスが …

デジタル製品の関税が撤廃されるのじゃ

世界貿易機関(WTO)情報技術提携の交渉会合で、今まで半導体やパソコンなど144品目の関税が78の加盟国・地域で撤廃されていたのじゃが、新たに新型半導体やデジタルビデオカメラなどのデジタル家電、磁気共 …

携帯電話株が見直されつつあるのじゃ

 携帯電話の利用料値下げについて首相が指示を出したと言われ、収益悪化を懸念して株価が下落したのが先週の話じゃったか。今回は同じく大手3社が見直され、買い注文が増えて株価が続伸する事態になっておるのじゃ …

トップへ戻る