海外売上の高いグローバルな食品株を見てみるのですわ!


現在、日本の食品株をけん引する大手企業には、グローバル展開しているところが増えているのですわ。

SBI証券では、「現在の世界経済の方向感を考慮すれば、ディフェンシブ銘柄としての食品株に再度スポットが当たる可能性がありそうです。さらに、グローバルな食品メーカーには、厳しい日本市場で鍛えた競争力もあり、今後の成長余地も大きいと考えられます。」としているのですわ。

海外売上比率が高い会社が、海外での売上が好調だったことで、食品株が従来のディフェンシブ株としての固い値動きから、高い上昇率を誇るようになったと考えられるのですわ。
SBI証券では食品株の時価総額上位10社の中から、海外売上比率が高い6社を選んで解説してくれているのですわ。

日本たばこ産業(2914)
たばこが主力だが、食品、医薬品と幅広く展開している。売上高の5割超、営業利益(調整後)の3分の2が「海外」というグローバル企業。たばこ販売本数の4割がロシア、3割弱が欧州となっている。最近の値動きとしては、原油価格が再び低迷し、ロシアへの懸念も残っているために株価は軟調。10/14現在の予想PER15倍、予想配当利回りは2.7%で、バリュエーション的には魅力が大きい。

味の素(2802)
売上高の32%、営業利益の45%が海外からというグローバル企業。業績は好調で今期は10%の営業増益を見込んでいるが、市場はさらなる上積みを期待。株価は7月末の高値水準から15%程度下げ、押し目を形成中。

ヤクルト本社(2267)
販売員による拡販方式は海外でも変わらず取り入れている。飲料以外では制ガン剤など、薬品部門にも事業展開している。海外売上比率は39%弱で、米国、アジア等で展開。今期も営業増益、過去最高益となる見込み。株価は6,000円近辺で底値を形成中。

サントリー食品インターナショナル(2587)
缶コーヒーや茶飲料に強み。売上面では4割超が「海外」ですが、営業利益面での依存度は7割弱にも達している。今期・来期ともに市場では安定した営業増益を期待している。株価は、8/18高値からの下落率が一時24%に達したが、4千円台半ばで落ち着く様相を呈している。

キッコーマン(2801)
売上の57%、営業利益の84%が海外というグローバル企業。和食の世界的な普及により、醤油の販売が世界的に伸びる可能性もあり、成長が期待される。実際に2013/3期以降営業増益が続いており、今期以降も安定した利益の伸びが期待されている。ただ、予想PERが40倍を超えてきたため、割安感は乏しくなってきている。

東洋水産(2875)
即席めん大手である同社は、国内では日清食品の後塵を拝している感があるものの、米国では6割、メキシコでは8割のシェアを有しており、海外では大きな強みを持っている。現在はナイジェリアやインドを開拓中。前期は、米国の好景気が逆にアダとなった感がある。商品単価が安く、不況に強いと考えられるため、「グローバルなディフェンシブ銘柄」と言えそうである。

このように、海外比率が高い食品株を覚えておくことで、これら会社の業績に注目してみると、今までとは違う見方ができるのですわ!

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