株価収益率(PER)の使い方を復習するのですわ。

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PERは株価収益率のことで、よく使われる指標ですわ。
今回SBI証券では、米国株であるインテルのPERを例にPERのチェック方法を紹介していますわ。
実際の取引で参考にするのですわ。

PERはPrice-to-Earnings Ratioの略です。この場合のPriceとは株価を指し、Earningsは一株当たり利益(EPS)を指しますわ。つまり現在の株価を一株当たり利益で割算した結果がPERですわ。PERは「何倍」という倍率で表されますのよ。

2015年12月9日におけるインテル(ティッカーシンボル:INTC)の株価は$34.52(ザラ場ベース)ですのよ。
またインテルの4四半期のEPSの合計額は2.23ドルですのよ。
そのため、PERの計算式は34.52 ÷ 2.23 = 15.48となるのですわ。つまり2015年12月に締め切る1年間のEPSに基づいたインテルのPERは15.48倍ということですわ。

このPERが割高なのか割安なのかは、市場全体のPERから判断するのですわ。日本の場合は各セクターごとの平均PERをチェックするのですが、米国株の場合は、S&P500指数との比較をしますわ。2015年の予想EPSに基づいたS&P500指数のPERは21.58倍ですのよ
1990年まで遡ったS&P500指数のPERは下のグラフを見てみるのですわ。

ちなみに、2008年と2001年にグラフが突出しているのはマーケットが高くなったからではなく、リーマンショック、ドットコム・バブル崩壊で利益が限りなく小さくなったのが原因ですのよ。

いまインテルのPERをS&P500指数のPERで割ったものは

15.48 ÷ 21.58 = 0.717

となり、インテルはS&P500指数に比べて72%程度の株価評価に甘んじているということになるのですわ。
『じゃあ、割安なの?』と思うかもしれませんが、ちょっと待って欲しいのですわ。なぜなら企業によっては万年割安放置されている株もあるからなのですわ。
また次回もPERについて紹介するのですわ。

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