日本たばこ産業の1500億円の使い道に注目なのじゃ

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日本たばこ産業(2914)がサントリー食品インターナショナル(2587)に飲料自動販売機子会社のジャパンビバレッジホールディングスとジャパンビバレッジエコロジーを1500億円で売却したのじゃ。営業利益としては1140億円が加わるのじゃが、その使い道がまだ未定なのじゃ。

 日本たばこ産業では配当性向50%以上を目標としているのじゃが、今回の利益が限定的なものであるため計算に含めるかは未定としているのじゃ。同社ではイギリスのザンデラに続きアメリカのロジック・テクノロジー・デベロップメントという電子たばこの大手企業を買収すると発表しており、そういった買収の投資に用いられる可能性も高いのじゃ。また、たばこブランドの「キャビン」や「キャスター」が国内中心の展開であるので、世界市場の主力銘柄である「ウィンストン」に統合し、シェアを広げていく予定もあるためその投資になるかもしれないのじゃ。

 また、サントリーの自動販売機保有台数は49万台だったのじゃが、今回の買収で26万台が増え、75万台になるのじゃ。1位のコカコーラ(2580)が83万台なので、それに迫る台数となるのじゃ。今回は日本たばこ産業の「ルーツ」や「桃の天然水」といったブランドも同時に取得しているので、生産体制に入った時に消費者が味の違いなどで離れないか、といった点でも注目されるのじゃ。

 今後、売却資金を基に配当金の上積みをするのか、自社株買いをするのか、なんらかの投資に回すのかはいまだ検討中のため、まだまだ注目を集めいているのじゃ。結論が出るのは2016年の2月の予定じゃが、どのような使い方であれ、株主への還元がなされるかは重要となるのでその使い道がきまった時、おそらく株価も大きく動くのじゃろうな。

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