ニッセンが復活を目指すのじゃ

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 ニッセンホールディングス(8248)は買収により親会社となったセブン&アイ・ホールディングス(3382)主導の元、経営合理化策を打ち出し不採算事業からの撤退と希望退職者の募集を行ったのじゃ。まず売り上げが年々縮小し、配送コストが増加したことで赤字となっている大型家具事業からは撤退し、2015年12月期には合理化費用として特別損失の57億円を計上することにしたのじゃ。そのほかにもおよそ1400人のグループ人員全体から120人の希望退職者を募集するのじゃ。

 ニッセンはこれまで楽天(4755)やアマゾンジャパンなどのネット通販大手に大きく遅れをとっており、特に商品開発力や在庫管理などの弱さが目立っていたのじゃ。昨年もセブン&アイから代表権を持つ副社長を送り込み、カタログ発行回数を増やすなどの戦略を行ったものの成果は上がらなかったのじゃ。

 今後、セブンイレブンの店頭でニッセンの通販商品を受け取れるようにしたり、商品開発体制の見直しをセブン&アイ主導で行ったり、秋冬物のカタログから女性誌を出版しているセブン&アイ関連の出版会社の編集ノウハウを導入したりと、セブン&アイ主導で早期に黒字に転換できるよう大きく変更していくのじゃ。また、ネット販売限定の商品を拡充するなどしてネット経由での売り上げも伸ばしていく方針なのじゃ。

 そういえばユニクロを運営しているファーストリテイリング(9983)とセブン&アイが業務提携を検討しておるのじゃが、主に衣料品を取り扱っているニッセンと絡むと今後の業務内容にも広がりが出てきそうじゃな。

 今期はすでに赤字を取り戻すことは難しいため改革に専念するようじゃが、早期の改革で来年には黒字となるよう計画を進めている様じゃ。今後も様々なアイディアの改革案が出てくるのじゃろうが、もし思った通りに改革が進むようなら、来期は大幅な株価の上昇も期待できるじゃろうな。

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