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コンビニの医薬品販売に変化なのじゃ


大手コンビニエンスストアのファミリーマート(8028)が、ファーマライズホールディングス(2796)とヒグチ産業の2社と合弁会社を設立すると発表したのじゃ。

 ファミリーマートはこれまでもソフトバンク(9984)と提携し、ソフトバンク契約者はTポイント3倍にしたり、コンビニエンスストアと携帯販売店を合わせた店舗を展開すると発表したり、また地方銀行の通帳の再発行などができる窓口を設置するなど他のコンビニと違う独自のサービスを展開してきたのじゃ。

 今回合弁会社を設立するファーマライズホールディングスとヒグチ産業は共にドラッグストアや調剤薬局を経営する会社で、新会社の目的はドラッグストアとコンビニの一体型店舗の導入の加速なのじゃ。
店舗で医薬品を取り扱うには薬剤師や登録販売者の資格を持つ店員が必要で、全シフトにいなければならないためコンビニエンスストアで医薬品を取り扱うのは難しいのじゃ。そのためこれまでファミリーマートではヒグチ産業との提携でドラッグストアと併設した店舗を展開したりしたものの、資格をもつ店員の不足などで店舗数は思ったように増えていないのじゃ。また、他の大手コンビニエンスストアでも様々な試みを行っており、ローソン(2651)ではツルハホールディングス(3391)と提携し、ドラッグストアとコンビニの一体型店舗を展開する計画を発表し、セブンイレブン[セブン&アイ・ホールディングス](3382)でも都内で医薬品販売の実験を進めているのじゃ。

 これまで登録販売者の資格を受験するには医薬品の販売現場で1年間の実務経験が必要だったのじゃが、2015年からは撤廃され、代わりに資格取得後に2年間の実務経験を得るまでは仮の登録販売者となり、それまでは資格取得者とは認められない、と変更になったのじゃ。そのため、通常のコンビニエンスストアで働いているだけではいつまでも仮が取れないということになったのじゃ。

 今回のような新会社が展開する店舗では実務経験を得ながらコンビニ店員として働くことも可能じゃろうから、今後登録販売者資格をもったコンビニ店員が順調に増えればさまざまな形でコンビニエンスストアで医薬品を取り扱うことが増えると思われるのじゃ。そうなると時間に関わらず薬を買えるようになりますます便利になるじゃろうな。

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