ギリシャ危機って何かしら?(ギリシャ問題とユーロその1)

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最近何かと話題にのぼっているギリシャ。ユーロを離脱するか否かが注目されていますが、2010年にギリシャ危機を引き起こしたのは、まだ記憶に残っているのではないかしら?

長引くギリシャ問題の原因をおさらいすると、ギリシャが政権交代した際に新政権が行った財政チェックで、巨額の赤字が隠ぺいされていることが判明したからなのですわ。それまでギリシャの財政赤字はGDPの4%としていたのが、実際は13%にも上っていたそうなのですのよ。ギリシャには観光と海運以外に大きな産業がないことや、課税逃れが恒常化してしまっていたことから、赤字が膨らんでいたのですわ。

そのため、ギリシャの新政権は財政再建策として大幅な増税や公務員の給与カットを進めたものの、ギリシャはそもそも就労人口の4割が公務員という国だったことや、給与や年金が下がる一方、税金が上がることに多くの国民が反発。ストが起こり、経済は大混乱となったのですわ。

そんなギリシャ発の経済危機はあっという間に世界中をかけめぐり、ユーロが暴落したのですわ。2009年10月に1ユーロ約140円だったのが、半年後の2010年4月には1ユーロ110円まで暴落してしまったのですわ。

さらに、ギリシャ同様に経済不安を抱えていたポルトガル、イタリア、アイルランド、スペインにもこの問題は飛び火したのですわ。これらの国とギリシャを加えた国はPIIGSと呼ばれており、もともと経済状態を不安視されていたのですわ。これらPIGS諸国はユーロ圏に属しており、ギリシャに加えてこれらの国々の経済にも問題が発生した場合、ユーロ圏全体に重大な問題を引き起こすと考えられ、経済の混乱が広がったのですわ。

ギリシャショックがひと段落した後も、ギリシャ経済は回復することなく、不安視されたままでしたのよ。
それはなぜなのか、そして、今回のことはどうして起こったのか、ということを解説していきますわ!

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