ギリシャショック後のギリシャをめぐる動きはどうだったのかしら?(ギリシャ問題とユーロその7)

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ギリシャは欧州債務危機発生時よりは幾分マシな状態に一時的にはなりましたのよ。でもそれは、景気が良くなったと言える状態ではなく、依然として経済状態は悪いまま、あくまでも底の状態を脱したに過ぎない状況だったのですわ。

ギリシャは国家財政を立て直すために、EU諸国とIMFからの支援を受けたのですわ。そしてそれと引き換えに、EUとIMFからの財政再建要求を呑み、公務員改革等、様々な改革を行いましたわ。ギリシャによって欧州債務危機が発生し、これがEU経済に大きな影響を与えたとはいえ、EU経済そのものが破たんしたわけではなく、あくまでも一部が危機的状況に陥ったに過ぎなかったのですわ。そのため、本来であればEU内だけで支援するのが筋なのですが、敢えてIMFが出てきたのには、統一通貨のユーロというシステムに欠陥があったためですわ。

というのも、EU加盟国ではユーロを使用し、ECB(欧州中央銀行)が統一した金融政策で金利をコントロールしているにも関わらず、財政政策は各国が独自に決めていますのよ。もし財政政策も金融政策と同様に統一されていれば、わざわざIMFに頼らずとも、EU内だけでこの問題の対処をしていたと考えられますわ。しかし、ユーロは、景気後退や加盟国の財政破たんを考慮した上で作られたシステムではありませんでしたのよ。そのため、ギリシャの引き起こした問題に対応することができず、結果としてIMFに頼ることとなったのですわ。

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