お酒の税金が変わるのじゃ

Pocket

 スーパーに行くとビール売り場が減り、発泡酒や第三のビールといった安価な酒が売り場の大半を占めておるのう。値段としては倍以上違う場合も多いのじゃ。しかし今回、財務省はビールの税金を下げ、発泡酒や第三のビールは増税とする予定なのじゃ。また、ビール系の分類の基準も変更するとのことじゃ。現在は350ml缶でビールが77円、発泡酒が47円、第三のビールが28円なのじゃが、今後はビール類は55円を目安に一律とする考えなのじゃ。具体的には来年からの予定なのじゃが、今後の調整次第なのじゃ。

 ビール会社大手では、アサヒホールディングス(2502)は全体の売上高を伸ばしているもののビール類の販売数量は減少しており、ウイスキーやワイン、ノンアルコールビールの売り上げが大幅に伸びたのじゃ。サッポロホールディングス(2501)は第三のビールも含めたビール類は不振なものの高級ビールブランドのエビスビールが夏場に売り上げを伸ばし、ワイン部門の強化も行っておるのじゃ。キリンホールディングス(2503)は国内のビール類の販売量がわずかに増加しており、フィリピンやブラジルでのビール販売も拡大しておるのじゃ。先日はミャンマーの最大手ビール会社を買収し、アジア圏の販路をますます確固たるものとしておるのじゃ。

こうした各社の現状からビールは今後減少傾向となり発泡酒や第三のビールが伸びると思われており、実際ビール類も第三のビールを中心として新商品の開発が活発となっておるのじゃが、税金の変化によりこのバランスが変更となると思われるのじゃ。

 今回の税金の変更が各社の販売にどのような影響を及ぼすか、うまく売り上げを伸ばしていけるかはまだわからぬが、これに対応した新商品などそれぞれ考えていくと思われるのじゃ。売り上げを伸ばし、株価が上がっていくメーカーは果たしてどこになるのか、今から情報収集は怠ることができないのじゃ。

関連記事

第二十二回:トヨタ株でIR財務資料でCF計算書を確認するでござる

「前回はトヨタのIR資料を参考にして営業利益の確認、その後決算報告書類で貸借対照表(P7-8)、CF計算書(P13)、損益計算書(P9-12)を説明したでござる。」 「うんうん。営業利益までは分かった …

SBI証券の、曜日アノマリーに関するレポートに注目ですわ!

SBI証券では「日本株の曜日効果を検証する!」というレポートを掲載していますわ。 1週間の曜日によって相場が高かったり安かったりするという現象は「曜日効果」または「曜日アノマリー」と言われるのですわ。 …

鉄鋼業が不調なのじゃ

 鉄鋼製品は産業には欠かせず、家電や自動車、道路に橋と多くのものに使われておる。そんな鉄鋼業じゃが、最近はアジア諸国での鉄鋼生産が急成長したことや円高により製造業の拠点が海外に移動したことで生産量が伸 …

【日経新聞の記事より】今、話題の会社の株価について紹介するのじゃ

株式会社ベネッセホールディングス【_9783_】 ニュースで少なくとも1回は名前を聞いたであろう 個人情報の漏えい問題で今話題の会社じゃ。 漏えい問題が発覚してから1週間。 ベネッセホールディングスが …

高性能部品のメーカーに注目なのじゃ!

7月22日の日本経済新聞朝刊によると、2015年4月~6月期の国内電子部品メーカーの大手である村田製作所、TDK、京セラ、日本電産、日東電工、アルプスの6社の合計受注総額が1兆3200億円と、前年比1 …

トップへ戻る