【アメリカから見たら日本株市場】

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アメリカの投資家は海の向こうの日本で起きていることをどう見ているのか? という点について、今回は論じたいと思うのじゃ。
アメリカの投資家が投資信託に組み込んでいる株式の比率は44%程度じゃ。後はマネー・マーケット(16%)、債券(15%)などになるのじゃ。いずれにせよ、米国の存在が圧倒的であることが分かるのじゃ。

米国の投資信託は主にフィナンシャル・アドバイザーとよばれる資産運用の助言をする専門家たちの意見で売ったり、買ったりされるのじゃ。彼らは半年に一度の割合でお金を預かっている個人投資家と面談し、その度ごとにポートフォリオの資産配分を決めてゆくのじゃ。

現在はドル高局面であり、普通、米国のフィナンシャル・アドバイザーたちはそういう局面で海外の資産の配分を増やすと為替で損をするので海外投資には慎重なのじゃ。

幸い、近年は為替ヘッジされた日本株へ投資するファンドなどの新しい投資機会が増えているので、円安を心配せずに日本株により多くの資産を配分することが出来るようになっているのじゃ。

ひるがえってアメリカ企業を見た場合、昨今のドル高で決算が悪くなっている企業が続出しているのじゃ。いまは2015年第1四半期の決算シーズンがはじまろうとしているわけじゃが、今回の決算シーズンは最近では初めて全体としてマイナス成長になると予想されているのじゃ。これは円安で企業業績が伸びている日本と好対照をなしているのじゃ。

日本株は向こう12ヵ月の利益予想に対して15倍程度の株価収益率(PER)で取引されており、これに対してアメリカ株は18倍程度となっているのじゃ。つまりバリュエーション的にも日本株にムリは無いのじゃ。

日本では量的緩和政策に対しては懐疑的な見方も多いようじゃが、一足先に量的緩和政策に踏み切ったアメリカはすでに不況を脱し、いよいよ利上げを試みる段階に来ているのじゃ。この「成功体験」があるので、アベノミクスに対する否定的な意見はアメリカの方がずっと少ないように感じるのじゃ。

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