相場見通し(年末に向けて)

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相場見通しなどと、大それた事を書いても、結局当たらない事が多く、見通しなどは持たない方がいいと思う事もあるのだが・・・

まあ、そうは言っても、今世の中で何が起こっているのか、また何が起ころうとしているのかという事を知っておく事は悪い事ではないです。

基本、株価はファンダメンタルに回帰するとすれば、日経225採用銘柄の平均EPS(1株当たり利益)は、約1050円です。これをベースに過去の平均PER15倍を当てはめると、15,750円が中心値になります。

しかし、以前も書きましたが、会社は保守的な計画を維持しており、通期業績見通しを殆ど変更していません。一方、セルサイドアナリストはファンダメンタル分析に基づいてリーズナブルに業績予想を見直しています。

そのセルサイドの業績予想をベースにすれば、日経225採用銘柄のEPSは1,100円です。これにPER15倍を掛け合わせると、16,500円です。

このEPS1,100円が正しいのかどうかが市場が認識するのは、やはり中間決算発表が本格化する10月下旬以降になると思います。

なので、年末の日経平均株価の中心値は、16,500円程度を予想しています。

但し、今はまだEPS1,100円は意識されていなく、EPS1,050円が市場コンセンサスなので、15,750円を中心値に±1,000円程度の値幅(下値目途14,750円)なのでしょう。そう考えれば、8月8日の急落も、14,753円の安値で止まっていました。

あと、ファンダメンタル以外の株価を動かすファクターとしては、9月に沢山控えています。

先ずは、3日に予定されている内閣改造(支持率アップになるかどうか)、下旬
に開催される臨時国会で、IR(統合リゾート)法(別名カジノ法案)、労働者派遣法の改正が審議予定です。加えて、GPIFによる日本株ポートフォリオの引き上げも出てきます。

更に、メリルリンチ日本証券やみずほ証券が、大規模な日本株カンファレンスを行います。海外の著名なファンドは殆ど来日します。凄い人数の海外投資家が日本に来日し、企業訪問や日本株投資セミナーに出席予定です。

海外の年金ファンドを中心に、日本株の投資ウェイトを引き上げようとしていますから、今回の訪問以降に投資を積み増してくる可能性は高いと思います。

あと、忘れてならないのは、この第2四半期のGDP次第で、来年の消費税引き上げを決めなければならないので、安倍政権にとっても株価を下げる分けにはいきません。

日本銀行にとっても、景気後退(デフレに逆戻り)は看過出来ない問題ですから、もし景気後退のシグナルが出た時には、遅滞なく金融緩和策を打ち出してくるでしょう。

まあ、こう考えると、なかなか相場を下げる要因が見つけにくい状況です。

一方リスク要因は、よく出てくる地政学リスクなるものでしょう。本当は、そんなにリスクでは無いのですが、知ったかぶりのマーケット関係者が言う所でしょうね。

まあ、それよりテロや天災は、予想が出来ないので怖いですけど。

基本方針としては、個別業績がいい銘柄が下押しした時にマメに拾うことですかね。相場全体感としては、15,000円を下回る局面になれば、積極的に買いたいと思っています。

【カテゴリ】将軍日記

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