SBI証券の中国経済レポートで中国の外貨準備高を学ぶのですわ。


SBI証券では、中国経済に関するレポートを掲載しているのですわ!
昨日も書いたとおり、SBI証券では、中国の外貨準備高に注目していますのよ。

外貨準備高を、対外純資産、経常収支、人民元レートの推移と比較したのがこの表なのですわ。

中国は経常黒字(図中青線)が続いているので、2008年まで対外純資産(図中紫線)が増加していることには違和感はないそうですわ。
しかし、2008年以降の外貨準備高が対外純資産から乖離して増加を続けており、この状態は異常であるとSBI証券では指摘してますのよ。2008年から2009年といえば日本では円高が急速に進行した時期でしたわ。それにもかからず、人民元レートが全く動いていないこと、中国の外貨準備高が急増していたことを合わせて考えると、中国の外貨準備高の急増は強引な人民元売り・米ドル買いによる為替介入(人民元高を阻止)を続けた結果と考えられる、とSBI証券では結論付けていますわ。

中国の外貨準備の中味についても、SBI証券では紹介していますわ。米国政府が発表するデータによれば、中国が保有する米国債は2014年末で約150兆円相当だったのですわ。一方、中国政府が発表している外貨準備高は470兆円相当だったので、米国債はたった30%ということになりますのよ。

なお、日本は150兆円あった外貨準備のうち9割強が米国債ですわ。外貨準備はイザという時に必要な外貨を保有しておくものであるため、通常は流動性と安全性が高い米国債、そうでなくとも金地金やユーロ国債で保有するのですわ。しかし、中国の金の保有量は外貨準備の2%もないため、残りの7割弱が全部ユーロ国債というのは外貨準備の常識的な目的から考え難いところだと、SBI証券では疑問を呈していますのよ。

【カテゴリ】SBI証券

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