株投資資金30万円以下のお勧め投資法

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株式投資を始めようと思ったとき、多くの人は資金をそれほど用意できません。それでも、資金の額に応じてそれぞれに適した投資の方法があります。資金が30万円以下の場合、どのような投資方法が適しているのでしょうか。

資金10万円以下なら短期投資で着実に!

資金が10万円以下の場合は、まずは単価の安い株式を中心として投資を行い、デイトレード(デイトレ)などの短期投資で少額ずつ着実に利益を積み上げていきましょう。その利益をまた投資に回すことで資金を増やすのです。

資金が30万円程度集まれば、さらに大きい利益を狙う方法があります。それは「IPO株への投資」です。

「IPO株」(新規公開株式)の抽選に当たればおいし~いかも!

 「IPO株」とは「新規公開株式」のことです。企業がその株式を証券取引所に上場(公開)し、新たに発行する株式(公募株)を売り出すことで資金調達を行います。

実際に上場して株式が取引されて値がつく「初値」は、上場前に設定される「公募価格」を上回ることが多いため、公募価格で購入できれば初値で売却するだけで大きな利益を得られるということも珍しくありません。

2015年に新規上場した企業は92社ありましたが、そのうち初値が公募価格より高くなったのが82社、同じだったのが2社、初値が公募価格より安かったのが8社と、9割の企業は値上がりしていました。IPO株への投資は、それだけ勝率が高いのです。

IPOの仕組みや流れ、公募価格と初値の差益で利益を出すロジック

例えば、2015年に東証1部に上場したメニコン(証券コード:7780)のIPO株は、公募価格が1700円だったのに対し、初値は2950円でした。100株単位での販売でしたので、100株購入した場合は投資金額が17万円、それを初値で売却できれば29万5000円で、差額12万5000円の利益を得ることができるというわけです。

しかし、IPO株は、勝率が高い分申し込みが非常に多いものです。購入は抽選で、その競争率も高くなります。証券会社によって扱うIPO株の数も異なります。そのため、IPO株だけに投資しようと思ってもなかなか難しく、それ以外の投資方法も並行して行う必要があります。

資金や投資スタイルでネット証券を選んでみよう!

投資にあたっては、証券会社選びも重要です。30万円の資金であれば、売買に伴う手数料の影響も大きいため、手数料が安いネット証券での投資がお勧めです。

ただし、先にふれたように、証券会社によって取り扱っているIPO株の数が異なります。手数料が安くても購入したいIPO株を取り扱っていなければ投資できません。IPO株への投資を念頭に置くならば、IPO株の取り扱い数が多い証券会社を選びましょう。

ネット証券のなかでは、SBI証券が最も多くIPO株を取り扱っています。業界最大手であるため、取引手数料やサポートに関しても優れています。SBI証券でのIPO株の抽選は、70%が「完全抽選」、30%が「ポイント抽選」です。

SBI証券では、IPO株に申し込んで外れた回数に応じてポイントが付与されます。次に申し込む際にこのポイントを利用すると、当選確率が上がるというサービスが「ポイント抽選」です。したがって、ある株式で外れても、別の株式の当選率を上げることができるというわけです。

IPO株の申し込み先としては、マネックス証券も注目されています。取り扱い数はSBI証券よりも少ないものの、マネックス証券では100%完全抽選ですので、どのような条件であっても当選確率は同じです。運に自信がある人であれば、こちらもお勧めです。

株式投資家は証券口座は複数持っているはず!

株式投資において、利用する証券会社は1つに絞らなければならないということはなく、複数の証券会社に口座を開設しても問題ありません。
IPO株を買える確率を上げるために、例えば先に挙げた2社の両方で口座を開設しておいて両方から申し込んだり、株式によって口座を使い分けたりと、複数の口座を活用する方法も有効です。

ただし、複数の会社で申し込んで両方とも当選した場合、両方から購入することになります。申し込みの際には購入資金を確認しながら進めましょう。

「投資信託」や「不動産投資信託」という選択肢もあり!

そのほかの投資では、「投資信託」という選択肢もあります。投資信託は、投資家から集めた資金を専門家が投資して運用し、その運用で得た利益を投資家に分配するという金融商品です。
元本保証はありませんので元本割れのリスクはありますが、専門家が運用するため、個人投資家が独自に運用するよりも安定した利益や大きなリターンを狙うことができます。

投資信託には、株式や不動産、債券など、投資対象となるものがいくつかあり、それぞれリスクや得られるリターンが異なります。

投資信託の手法や流れ

また、「REIT」とも呼ばれる「不動産投資信託」もお勧めです。投資対象は不動産で、利回りはおよそ3%といわれています。現在の日本は、2020年の東京五輪を控え、不動産の状況も悪くありません。そのため、安定した利回りを見込むことができ、大きく損失を被る心配も少ないという理由で注目されています。

REITの手法や流れ

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