株投資資金100万円以下のお勧め投資法

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実際に株式投資をしてみると、「資金100万円」という額は、思いの外少なく感じるかもしれません。というのも、1株数百円の株式でも単元株数が1000株であれば、購入費用は数十万円単位になってしまうからです。

したがって、ポートフォリオを組むにしても、多くの種類を組み合わせることはなかなか難しいといえます。100万円で組めるポートフォリオには、いくつかのパターンが考えられます。

値動きの激しい「小型株」を組み合わせて投資する方法

1つは、値動きの激しい新興市場の小型株を多数組み合わせる方法です。小型株の場合、100円、200円と安価で買えるものも多く、なかには100円以下で買えるようなものもあります。そのような株は「低位株」「ボロ株」などと呼ばれています。こういった株式であれば、100万円以下の資金でも多くの銘柄を複数組み合わせて購入することができます。

例えば、フードプラネット(証券コード:7853)という会社の株は、2016年4月28日時点で1株21円です。単元株数は100株ですので、2100円あればこの株を持つことができることになります(実際の購入には、購入費用のほかに手数料などが必要です)。

低位株を組み合わせるポートフォリオの考え方=資金の使い方と、それによって得られる利益の仕組みや流れ

ただし、このような低位株には注意が必要です。これら低位株の多くは赤字会社であることが多く、その投資には高いリスクが伴うからです。

現在赤字であっても、一時的な事情や投資に伴うものであったり、将来的に上向く見込みなどがあればよいのですが、過去何年間にもわたって営業赤字が続いていたり、売り上げも減少の一途……といった会社の場合は、初心者の場合は避けておくべきでしょう。安い株価には、安い理由があるのです。

赤字になったり黒字になったりする「低位株」は見極めが大切!

同じ低位株でも、業績が黒字と赤字を行ったり来たりしているような会社もあります。その場合、今期の状況や来期以降の展望、赤字体質から脱却できそうかどうかを確認しましょう。

今は赤字が多くても、来期や近い将来に赤字体質を改善して黒字体質へ変わっていく見込みがあるのであれば、投資対象としては有望と考えられます。これから業績が上向いていけば、株価も上がっていきます。そうなれば、今の株価が「底値」であり、将来的に利益を生むと考えられるからです。

ただし、その場合も自己資本比率には気を付けましょう。自己資本比率の合格ラインはおおよそ40%~45%といわれています。その企業の自己資本比率がこの数値をやや下回ったとしても、キャッシュがリッチな企業であれば、合格とみなせることもあります。しかし、大幅に下回っているようであれば、投資はやめたほうが安全でしょう。

実は流動性が低い物が多い低位株!うまくいけばがっちり稼げる!

低位株は値動きが激しいように思われますが、実際には流動性が低い場合が多く、多くの銘柄が普段はほとんど動かなかったり、値動きがあってもほんの1、2円などといったことが多いようです。

しかし、IRの発表など株価を動かす材料が発生した場合や、資金が流入してきたときなどは、激しい値動きを見せます。読み通りの方向に動けば、株価が何倍にも上がり、資金を一気に増やすこともできるかもしれません。安値のときに買っておいて、大きく動いたときに売却を狙いましょう。ただし、下落方向への値動きのリスクもあるということも常に念頭に置いて、注意を怠らないことが肝心です。

安定した動きの株が好きなら株価300円の銘柄狙いがおススメ!

一方、低位株ではなく、安定した動きの株をいくつか組み合わせる方法もあります。例えば、「株価500円程度の株を2銘柄保有する」「株価300円程度の株を3銘柄保有する」といったものです。

300円台、500円台の株を複数持つ場合は、「短期投資:デイトレード(デイトレ)」「短期投資:スイングトレード」「中・長期投資」など、どの方法で取引していくのかを考えましょう。

安定株を組み合わせるポートフォリオの考え方=資金の使い方と、それによって得られる利益の仕組みや流れ

限られた資金では購入できる株数にも限りがあります。デイトレのメリットを享受するためには、1日の、1株当たりの値動きがそれなりに大きい銘柄であることが求められます。1日で数円単位しか動かない銘柄では、株数が少ない分利益も小さいままで終わってしまいますので、あまりお勧めできません。

まとまった資金があれば、取引する株式の数を1万株以上にするなどして利益全体としてボリュームを上げることもできます。そうでなければ、流動性の高い、取引量の多い銘柄である必要があります。少なくとも1日に10円以上は値動きする銘柄を選択しましょう。
スイングトレードも、デイトレほどではなくても、ある程度の値動きは必要です。数日のうちに10円以上は動く銘柄を選びましょう。

中・長期投資の場合は、1日や数日間での値動きがさほど大きくない銘柄を選んでも問題ないでしょう。想定する売却時期までに数十円以上値が上がれば、取引によって一定の利益を生むことができます。

デイトレ、スイングトレード、中長期投資のそれぞれのポートフォリオの考え方=資金の使い方と、それによって得られる利益の仕組みや流れ

「プチ株」「ミニ株」などの取引きできる証券会社もある!

SBI証券の取引画面の例

【参照】SBI証券7974任天堂 「単元未満株」取引画面

なお、証券会社によっては、「プチ株」「ミニ株」などといった単元未満株の取引も可能です。
これらの場合は市場での取引ではなく、サービスを提供している証券会社との相対取引になります。そのため、市場の株価とは異なる株価を提示される可能性があります。また、取引が可能となる銘柄も証券会社によって異なります。

ポートフォリオの組み方はいろいろとあります。自分に合ったもの、自分が取引しやすい、しっくりくる方法で投資を行いましょう。

「プチ株」「ミニ株」などの取引きできる証券会社もある!

証券会社の選定にあたっては、デイトレやスイングトレードなど短期投資の場合は、取引回数が多くなるため、手数料を第一に考えましょう。手数料の圧倒的な安さを誇る、ライブスター証券がお勧めです。

中長期取引の場合は、サポートの手厚い証券会社を選ぶといいでしょう。例えばカブドットコム証券やマネックス証券などが挙げられます。

プチ株、ミニ株などの単元未満株に関しては、カブドットコム証券やマネックス証券など、単元未満株の専用サービスを提供している証券会社を選びましょう。

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