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会社員にお勧めの証券会社


ネット証券の普及によって、個人が投資を始める間口も広くなり、会社員でも気軽に株式投資ができるようになりました。しかし、いくら手軽にできるようになったとはいえ、大きな動きがないかどうか、損害につながるような動きがないかといったことへの目配せは必要ですし、情報の確認や取引の操作など必要な対応はあります。

本業のある会社員は、画面に張り付いてずっと株式の取引ばかりしているわけにはいきません。会社員でも安心して取引できるお勧めの証券会社はどこでしょうか。

会社員はトレードツールを使いこして「特殊注文」でトレード可能!

楽天証券スマホアプリの取引画面の例

【参照】楽天証券スマホアプリ「iSPEED」

多くの会社員は日中には本業があり、パソコンで株式の売買をすることは難しいでしょう。ちょっとした合間にスマートフォンから売買注文を出すことはできますが、会議や商談などもあり、どうしても目を離す時間が長くなるタイミングはあります。

そんなときにお勧めなのが、証券会社が提供しているトレードツールで行うことができる「特殊注文」です。
通常、株の売買は、注文を出して、その注文が成立した時点の株価で決済する「成り行き注文」ですが、それとは別に、指定の株価になったら自動的に注文を実行して決済する「指値注文」があります。

SBI証券の取引画面の例

【参照】SBI証券

「特殊注文」はさらに複雑な条件付けをして注文するもので、以下のようにさまざまな注文方法があります。こうした注文を組み合わせてあらかじめ発注しておくことで、パソコンに張り付いていなくても適したタイミングで自動的に注文が処理されます。

逆指値注文

買い注文では指定の株価より高くなった場合に決済(注文を実行)し、売り注文の場合は指定の株価より安くなったら決済する

OCO注文(W指値やツイン指値ともいう)

2つの注文を同時に出して、どちらか一方の注文が成立したらもう一方をキャンセルする

不成注文

指値注文として発注するものの、取引終了時間までに注文が成立しなかった場合は自動的に成り行き注文に切り替わる

±指値

始値や前日終値、現在値などを基準として、指定額より増減した場合に発注する

連続注文

あらかじめ2つ以上の注文を発注しておき、1つ目が成立したら2つ目の注文が、2つ目の注文が成立したら3つ目の注文がと、順次注文が有効になる

Uターン注文

買い注文が成立したら同時に売り注文を発注する

こうした特殊注文はどの証券会社でも可能というわけではありません。
ネット証券でみると、例えばSBI証券では「逆指値注文」と「不成注文」は可能ですが、それ以外の注文方法はできません。売買方法の豊富さでいえば、カブドットコム証券ではほとんどの注文方法が可能です。ライブスター証券では「逆指値注文」「不成注文」「OCO注文」「Uターン注文」などは可能ですが、「連続注文」や「±指値」は利用できません。手数料の面でも、会社によって相違があります。

会社ごとに行える注文の比較表

会社員には夜間取引可能なネット証券の利用も選択肢

SBI証券PTSの取引画面の例

【参照】SBI証券PTS(夜間取引可能)

日中に売買を行うことが難しい会社員には、夜間取引の利用もお勧めです。夜間取引は、株式市場が閉まっていて通常は売買ができない時間でも約定が可能です。

ネット証券ではSBI証券しか取り扱っておらず、それ以外の証券会社では夜間に注文を出しても約定となるのは翌日の朝になります。夜のうちに約定しておきたければ、SBI証券を利用するのがいいでしょう。

楽天証券パソコン版トレーディングツールの取引画面の例

【参照】楽天証券パソコン版トレーディングツール「MARKET SPEED」

投資において重要となるのが情報です。楽天証券では、「日経テレコン」という日本経済新聞のデータベースを無料で閲覧することができます(通常は月額8000円)。企業のデータをまとめた「会社四季報」を無料で閲覧できる証券会社はいくつかありますが、GMOクリック証券ではそのデータを見やすくまとめてあり、さらに企業分析ツールと合わせて細かな情報がわかるようになっています。こういった情報面でも、証券会社によって違いがあります。

松井証券「ネットストックハイスピード」の取引画面の例

【参照】松井証券「ネットストックハイスピード」

利用可能な特殊注文や夜間取引、売買手数料に投資情報と、さまざまな面で証券会社ごとに違いがあります。すべての面でここが一番いいという証券会社はありませんし、人によって適した条件も求めるものも異なります。いくつかの証券会社に口座を開設しておき、時と場合によって使い分けるようにしましょう。

【カテゴリ】証券会社の選び方

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