最後の抱き線【売りシグナルの酒田五法10】

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今回もまた、天井圏で見られる売りサインを見てみるのでござる。
今回は最後の抱き線でござるぞ。
上昇相場で、陰線が出現し、その次に、陰線の終値よりも低い価格で始値がスタートした大きな陽線が出現した形を、最後の抱き線と言うのでござる。
このような形でござる。

抱き線とは、前日のローソク足を包み込むような形になる事で、つつみ線とも呼ばれておるぞ。
上昇相場において陽線の次に大陰線が出現するのが、抱き線の普通の形でござるが、この最後の抱き線は、陰線が出た後、それを包みこむような形の大陽線が出現しているのが特徴なのでござる。上昇相場であるにもかかわらず大きくマドを下に開けて始まるということで、売りの勢いが強くなりつつあることを意味しているのでござる。しかし、これは下降トレンドへの転換を表している形であると考えられ、翌日安く寄り付いたら売りのシグナルとされているのでござるぞ。

さらに上昇しそうに見えるのでござるが、通常の抱き線よりも強力な相場転換のサインなのでござる。翌日が大陽線よりも下寄りで始まるようなら、完全な売りサインと考えられるぞ。上寄りした場合でもかぶせの陰線で終わるようなであれば、売りサインであるの可能性が高いと考えられるのでござる。

逆のパターンは底値圏で現れる最後の抱き線で、買いサインとなるのでござる。

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