【MACDってどんなものでござるか?】

Pocket

これまで見てきた移動平均線やボリンジャーバンドと並んでメジャーなオシレーター系テクニカルチャートのMACDMoving Average Convergence and Divergence の略でMACDであり、「マックディー」と呼ぶのでござる。

このMACDは、1960年代にジェラルド・アペル氏によって開発されたのでござる。彼は1973年にシグナラート・コーポレーションを設立し、現在では5億ドル以上の顧客資産を運用し、定期レポートの「システム&フォーキャスト」を発行しているのでござる。

このMACDは、日本語に訳すと「移動平均収束拡散」と言うのでござる。とはいえ、マックディーの呼び名の方がメジャーなので、「移動平均収束拡散」という名前でピンとくる人は少ないと思うのじゃ。このMACDは、期間の異なる2本の指数平準移動平均線(短期移動平均線と調金移動平均線)の価格差の伸縮を見て、トレンドの方向性と変化を見るものなのでござる。そのため、パーセンテージではなく、実際の株価の値幅が単位になるのでござるぞ。指数平準移動平均は、直近の価格に重みを付ける分析手法なので、MACDは移動平均線より早めに転換点を示すのが特徴なのじゃ。

短期移動平均線が長期移動平均線を上回っているのは、株価の上昇力が強いことを表しており、この時MACDはプラスを示すのじゃ。MACDがプラスということは、上昇トレンドなのでござるぞ。逆にマイナスの場合は下降トレンドなのでござるぞ。

移動平均線を使用し、その差の拡大と収束を見るのがMACDなのでござるが、先ほども書いたとおり、移動平均線よりも早めにトレンドの転換点を示すために、初心者でも使いやすい指標と言えるのじゃ。

関連記事

【一目均衡表って何じゃ?】

一目均衡表は、日本生まれの数少ないテクニカル指標の一つで、株式評論家の細田悟一氏が一目山人というペンネームで戦前に発表したテクニカル指標でござる。延べ2000人のスタッフ(学生)とおよそ7年の歳月をか …

かぶせ線の上抜き【買いシグナルの酒田五法21】

今回もまた、上昇トレンドの中で現れる買いサインを見てみるのでござる。 今回見るのは、「かぶせ線の上抜き」なのでござる。 このような形でござるぞ。 かぶせ線の上抜きとは、上昇トレンドの中、大陽線の後に、 …

【ストキャスティクスの効果的な使い方とは】

ストキャスティクスじゃが、反応が早すぎるという諸刃の剣である特徴があるため、トレンド系指標と組み合わせて使うのが良いのでござる。トレンドが強い相場ではダマシだらけになってしまう欠点があるため、ストキャ …

抱き線【売りシグナルの酒田五法9】

今回もまた、天井圏で見られる売りサインを見てみるのでござる。 今回見るのは、抱き線でござる。別名つつみ線とも呼ばれておるぞ。 このような形でござる。 抱き線とは、前日のローソク足を包み込むような形にな …

【移動平均線の期間設定をもっと見てみるのでござる】

前回は移動平均線の期間設定について見てみたのでござる。 今回は最初に、期間設定についての補足を説明するのでござるぞ! 前回は、様々な期間設定についての例を挙げたのでござるが、移動平均線は、短期間ほど実 …

トップへ戻る