【(酒田五法)三空について説明するぞ!<その3>】

Pocket

前回は三空の補足事項として、アメリカで使われている4種類のギャップのうち、ボックス相場で見られる特に意味のないコモンギャップと、ボックス相場からの転換を示すブレイクアウェイギャップについて見てみたぞ。
今回もその続きで他のギャップを見てみるのでござる!まずは下のローソク足チャートを見るのじゃ。

③ランナウェイギャップ(runaway gap)
逃げるという意味のランナウェイじゃが、その言葉の意味するところは、トレンドに乗っている時にさらに同じ方向にギャップ(窓)が形成される…つまり、その方向に向けて相場に勢いがあることを示しており、まるで走り去るようにその方向へ相場が一気に動いて突っ走っていくような状態を示しておるぞ。
このギャップは非常に強い上昇トレンドや下降トレンドの中間点で現れることも多いため、メジャーリングギャップ(measuring gap)とも呼ばれるのでござる。メジャーリングとは、メジャー、つまり目盛り等の計量を示す単語じゃが、この言葉が示すとおり、チャート上で、トレンドの始点からこのランナウェイ(メジャーリング)ギャップが発生したところまでの距離を測り、その2倍した水準がトレンドの終息になると予測されるのでござる。
また、このランナウェイギャップは、市場の混乱による相場の大暴落で発生することもござるぞ。

④イグゾーションギャップ(exhaustion gap)
イグゾーションとは枯渇や消耗などという意味で、その言葉が示すとおり、相場の最終局面に現れるのでござる。ブレイクアウェイギャップ、ランナウェイギャップ等が出た相場の最後の方で、急騰や急落した場合にこの窓が出て、その後は力尽きたかのように相場が急転して反対トレンドになるため、イグゾーションギャップと呼ばれておるぞ。
先ほど書いたとおり、このギャップは相場の転換を示唆しているため、重要な売買ポイントのシグナルでござる。

次回は、さらに補足を説明するぞ!

関連記事

【ウィリアムズ%Rの取引方法を説明するのでござる】

前回まで、ウィリアムズ%Rの概要を説明したのでござる。その中で少しだけ触れた、ウィリアムズ%Rの売りと買いのシグナルについて、今回は詳しく見てみるのでござるぞ。 □買いシグナル□ ●「%R」が上限ライ …

【移動平均線って何でござるか?】

今回から見ていくのは、チャート分析の鉄板とも言える、移動平均線でござる。 移動平均線は、一定期間の株価の終値平均値を、毎日、毎週、毎月といった一定期間で割ってグラフ化したものでござるぞ。名前をよく聞く …

【(酒田五法)三川について説明するぞ!<その1>】

今回は酒田五法の三川について説明をするぞ! 非常にバリエーションが多いのがこの三川で、三川明の明星、三川宵の明星が代表的じゃ! ローソク足の線の並びに注目した分析方法が三川であると考えられており、前回 …

【(酒田五法)三兵について説明するぞ!<その5>】

前回、基本の黒三兵について説明したのじゃが、今回は黒三兵の亜種について見てみるのでござる。 今回は、坊主三羽という形を見てみるぞ! このような形でござるぞ! 陰線が三本続けて出ておるが、三本とも下ヒゲ …

下放れの並び赤【売りシグナルの酒田五法17】

今回もまた、下降トレンドで出現する売りサインについて見てみるぞ! 今回見るのは下放れの並び赤でござる。 このような形なのでござる。 下放れの並び赤とは、下降トレンドの中、下放れた陽線が出現し、その次に …

トップへ戻る