【移動平均乖離率の使い方を見てみるのでござるぞ!】

Pocket

移動平均線は株価の平均値であるのはすでに説明したとおりでござる。そのため、株価が上がれば同じように上昇、株価が下がれば同じように下降するという特徴があるのでござる。株価が移動平均線から離れすぎると必ず逆方向、つまり移動平均線に近付く動きをしやすいという特性があり、それを具体的に数値化しているのが移動平均乖離率なのでござるが、相場の天井や大底を判断するのに、移動平均乖離率はとても便利なのじゃぞ。

移動平均乖離率の使い方は、

●銘柄によって乖離率の最大値・最低値があるので、その近辺に達したあと逆方向に動き出したら逆張りトレードする。

●移動平均乖離率の傾きが、右肩上がりなら上昇トレンド、右肩下がりなら下降トレンド。傾きが変わったところで逆張りトレードする。

●傾きが急すぎる場合はトレンド転換、傾きがゆるやかな場合はトレンド継続と予想する。

というものがあるのでござる。
単純に乖離が大きくなったら逆張りという戦略よりも、移動平均乖離率自体にトレンドラインを引き、トレンドラインを下に抜けたらに売り、上に抜けたら買いという手法が有効なのでござる。

RSIやストキャスティクスは強いトレンドがあるときにはダマシが多くなってしまう欠点があったものの、この移動平均乖離率は強いトレンド相場でも十分機能するところが大きな利点なのでござるぞ。

関連記事

【ストキャスティクスについて説明するのじゃ!】

今回は、オシレーター系の代表的なテクニカル指標ストキャスティクスを紹介するのでござる。 ストキャスティクスとは、米国のジョージ・レイン氏によって考案され、株価の「売られ過ぎ」、「買われ過ぎ」を判断する …

陽線五本【買いシグナルの酒田五法6】

今回も底値圏で見られる上昇サインについて見てみるのでござる。 今回見るのは、陽線五本でござる。 陽線五本とは、その名のとおり、5連続で陽線が出ていることでござるぞ。 この5本の陽線は、横ばい、またはそ …

【ストキャスティクスの効果的な使い方とは】

ストキャスティクスじゃが、反応が早すぎるという諸刃の剣である特徴があるため、トレンド系指標と組み合わせて使うのが良いのでござる。トレンドが強い相場ではダマシだらけになってしまう欠点があるため、ストキャ …

【ローソク足と酒田罫線】

株やFX、商品先物、バイナリーオプション等、数多くの金融商品があり、その価格変動は様々な方法でチャート表示されておるぞ。日本ではローソク足が主流じゃぞ。一方欧米ではバーチャートと呼ばれるチャートが主流 …

【(酒田五法)三兵について説明するぞ!<その5>】

前回、基本の黒三兵について説明したのじゃが、今回は黒三兵の亜種について見てみるのでござる。 今回は、坊主三羽という形を見てみるぞ! このような形でござるぞ! 陰線が三本続けて出ておるが、三本とも下ヒゲ …

トップへ戻る