【一目均衡表って何じゃ?】

Pocket

一目均衡表は、日本生まれの数少ないテクニカル指標の一つで、株式評論家の細田悟一氏が一目山人というペンネームで戦前に発表したテクニカル指標でござる。延べ2000人のスタッフ(学生)とおよそ7年の歳月をかけて完成させた相場分析手法であり、相場の帰趨は一目瞭然と言うところからその名がきているのでござるぞ!海外でも「東洋の神秘」として注目され、今では酒田罫線の「ローソク足」とともに日本生まれの定番指標として、海外でも広く知られておるのじゃ。

一目均衡表は、時間的な概念に注目して作られた指標なのじゃ。「株価は時間による影響を受けている」という考えに基づき、相場の本質的な変動要因を株価の値幅よりも時間に重点を置いておるのじゃぞ!一目均衡表は、縦軸に為替レートの価格、横軸に時間をとった2次元的なものになっておるのじゃ。とはいえ、横軸の時間は単純に前に進んでいくわけでなく、過去に起こった値動きの支配下にあり、現在の値動きは未来に大きな影響を与える、というものじゃ。

時間の流れには一種のリズムのようなものがあり、時間と株価の変動の関係性を「日柄」という考え方で体系化したのが、一目均衡表なのでござる。一目均衡表のグラフはローソク足と5線の折れ線グラフ(転換線・基準線・先行スパン1・先行スパン2・遅行スパン)から構成されておるのでござるぞ。

一目均衡表がほかのテクニカル指標とまったく違う部分は、為替レートやその平均値を未来や過去にずらして、「雲」や「遅行線」を描画し、売買判断に使用するところでござる。過去や未来という時間の概念を加えて三次元的な奥行きを持たせている点が、他にはないこの一目均衡表の特徴で、海外でも高く評価されておるのじゃ!

関連記事

たくり線【買いシグナルの酒田五法5】

今回もまた底値圏で見られる買いサインについて見てみるのでござる。 今回見るのはたくり線でござる。 「たくり線」とは下降局面で安く寄り付きいて出現する、下ヒゲの長いローソク足のことでござるぞ。 図のよう …

【ローソク足と酒田罫線】

株やFX、商品先物、バイナリーオプション等、数多くの金融商品があり、その価格変動は様々な方法でチャート表示されておるぞ。日本ではローソク足が主流じゃぞ。一方欧米ではバーチャートと呼ばれるチャートが主流 …

【ボリンジャーバンドはどうやって使うのでござるか?】

数回にわたってボリンジャーバンドについて取り上げておるのでござるが、では、ボリンジャーバンドはどのように使うのでござろうか?実際の使い方について見てみるのでござる。 ボリンジャーバンドは、収束と拡散を …

二本の差し込み線【買いシグナルの酒田五法8】

今回もまた、底値圏で見られる上昇サインを見てみるのでござるぞ! 今回見るのは、二本の差し込み線でござる。 そもそも差し込み線とは、最初に陰線、次に陽線という組み合わせで、かつ、2本目の陽線の実線(胴の …

【(酒田五法)三空について説明するぞ!<その3>】

前回は三空の補足事項として、アメリカで使われている4種類のギャップのうち、ボックス相場で見られる特に意味のないコモンギャップと、ボックス相場からの転換を示すブレイクアウェイギャップについて見てみたぞ。 …

トップへ戻る