【グランビルの8法則を見てみるのでござる】

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移動平均線はどのようなものか、計算方法や位置関係などを数回に渡り説明してきたのでござるが、そもそも移動平均線は誰が作ったのじゃろうか。
移動平均線は、もともとアメリカで生まれたのでござる。アメリカのチャート分析家J・E・グランビルが考案したのでござる。彼は、統計学の移動平均法を株価動向の基調測定に導入し、200日移動平均線を紹介したことから、世界中に広まったのでござる。日本には昭和30年代後半に伝わったのでござる。移動平均線は、今や、株価の方向性を見るための基本的なトレンド系投資指標となり、トレーダー必須と言っても過言ではないほど浸透しているのでござる。

移動平均線の生みの親であるグランビルは、グランビルの8法則というのを提唱したのでござる。
それは何かというと、株価と移動平均線の位置関係に注目して売買のポイントを8つにまとめたものなのでござる。
買い局面、売り局面について、このようにまとめておるのでござる。

【買い局面】
①移動平均線が下降の後、横ばい、あるいは上昇している時、株価がその移動平均線を上抜けたら買いサイン。

②株価が、上昇中の移動平均線を下回った時、平均線の上昇に変化がなければ押し目買い。

③株価が上昇する移動平均線の上にあって、平均線に向かって下降し、平均線を割り込まずに再上昇したら、買い乗せ。

④平均線が下降していて、かつ、株価が大きくかけ離れて下落した場合、自立反発の可能性が大きく、短期の買い場。

【売り局面】
⑤移動平均線が上昇の後、横ばい、あるいは下降している時、株価が平均線を下抜けたら売りサイン。

⑥株価が、下降中の移動平均線を上回った時、平均線の下落が止まらないようであれば、戻り売り。

⑦株価が下降する移動平均線の下にあり、平均線に向かって上昇したものの、平均線を抜けることなく再度下落する場合は、売り乗せ。

⑧平均線が上昇していて、かつ、株価が大きくかけ離れて上昇した場合、自立反落の可能性が高く、短期の売り場。

ということなのでござるぞ!

また次回も移動平均線について見てみるのでござる!

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