第二回:ゼロサムゲームって何でござるか?

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皆さんお待ち申しておりました。
第二回の今回は「投機」と「投資」についてもう少し詳しく説明するでござる。

前回短期間の株式売買を行うものを「投機」と呼ぶと説明したでござる。

しかし別の切り口で説明すると、
「投機」とはゼロサムゲームのことを指すのでござる。
ゼロサムゲームとはゲームに参加して
買った人の代金と負けた人の代金を合計するとゼロになるゲームのことでござる。

つまり、勝つ人がいる以上、負けた人が必ずいるゲームのことでござる。
少し難しいので例を出すでござる。
株式市場で言えば、拙者が今日、株Aを買って明日値上がりしたので売った。

一方、お主がこの株を買った場合はお主は損をしたことになる。
なぜなら前日に買えばもっと安く買えたからでござる。
つまり値上がりした分、拙者は得をしたけれども
お主は昨日との差額分損をしていることになるでござる。
拙者とお主の金銭の合計はゼロになる、つまりこれは
ゼロサムゲームであり、「投機」なのである。

それでは「投資」はどうでござろうか?
結果から申し上げるとゼロサムゲームにならないのでござる。
これは説明が非常に難しいので専門書を読まれるのが宜しかと存じ上げる。
簡単に説明すれば、「市場の成長」というものは常に存在しているのでござる。

今日より明日、10年前より10年後、50年前より50年後を比べた場合には生活がより
豊かになっていることは分かって頂けるのではないかと存じ上げる。

つまり「市場の成長」があるのでござる。

つまり同じ時期に拙者とお主が株Aを買って30年間保有した場合
拙者もお主も二人共(断っておくが「投資に参加した各々全員」)が勝つことが可能なのでござる。

これはよく考えればものすごい事でござるよ。株式に正しく「投資」すれば絶対に勝てるということなのでござる。もう少し詳しく切目したいが、今回はここまででござる。

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